伊勢神宮について その3《やさしい神道シリーズ その7》

 

伊勢神宮には、内宮(皇大神宮)と外宮(豊受大神宮)があるというお話しを前々回にさせていただきました。
では、この2カ所をお参りするのに、どちらへ先にいったらいいのでしょうか。
順番といったものがあるのか、今回まずはこのことについてお話しさせていただきます。

外 宮 正 殿

《外宮(豊受大神宮)正殿前》

外宮先祭

 

神宮参拝は、まず外宮から、というのが古くからの習わしです。

これは、天照大御神が豊受大御神を伊勢の地に迎えられたとき
「まず豊受大御神のお祭りをし、そののちに自分の宮の祭りをするように」と
言われたことから始っています。

現在、重要なお祭りは外宮から先に行っています。
これにならい、私たちの参拝も外宮を先に、そののち内宮に進むのがよいとされています。

外宮別宮 土 宮

 《外宮別宮 土 宮(つちのみや)》

神宮にないもの

 

たいがいの神社にはあるが、神宮にはないものというのがあります。

たとえば、たいがいの神社では鳥居などに注連縄(しめなわ)が張られていますが、神宮にはありません。
狛犬もないです。
お守りや御札はありますが、おみくじはないです。

これは、一般の神社のスタイルが確立される前にすでに神宮が存在していたためではないかといわれています。

外宮 正殿前

《外宮 正殿前》

 また、内宮、外宮ともに正殿前にはさいせん箱がありません。
白布が敷かれているだけです。

創建以来「私幣禁断(しへいきんだん)」といって、一般の人はお供えができない決まりだったので、さいせん箱は必要なかったその名残です。

このように、神宮には独特のしきたりがあります。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
ちなみに、別宮にはさいせん箱はあります。

次回も、木曜日にもう少し伊勢神宮についてお話ししたいと思います。

参考:
伊勢神宮          http://www.isejingu.or.jp
伊勢神宮 式年遷宮公式サイト http://www.sengu.info/index.html

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