伊勢神宮について その4《やさしい神道シリーズ その8》

 

伊勢神宮には、内宮(皇大神宮)と外宮(豊受大神宮)がありますが、外宮を先にお参りするほうが良い、また、神宮には注連縄(しめなわ)や狛犬がないというようなお話しを前回させていただきました。

今回は、神社にとってなじみ深い「榊(さかき)」についてお話しさせていただきたいと思います。

榊 玉串

《 榊 玉串 》

生命力の強い木

 

榊は冬にも緑の葉をつけている常緑樹で、神社でのお祓いや家庭の神棚によくつかわれますね。

その生命力の強さから「栄える木」、それが「榊」と呼ばれるようになったとも言われますが、もともとは特定の木を指した名称ではなくて、神社に関わる常緑樹全般を「榊」と呼んでいたようです。

現在一般的に花屋さんなどで求めることができる榊は、ツバキ科サカキ属の常緑小高木で関東以南の比較的温暖な地域で生育するものです。
ですので、この種の榊が育たない地域では杉、樫(かし)、檜(ひのき)やサワラなどが使われたりもします。

 

神宮の鳥居には榊が使われている

 

外宮 正殿前鳥居

《外宮 正殿前の鳥居》

お祓いの際に左右に降って清める大麻(おおぬさ)と呼ばれるものにも榊が使われたりもしますし、神前に捧げる玉串にも使われますね。

伊勢神宮では、鳥居や玉垣などにも沢山の榊が使われています。
また、神楽殿の中に大きな榊が左右一対で立てられてもいます。

鳥居の榊

 《伊勢神宮 鳥居の榊》

 伊勢神宮で使われる榊は年間20,000本

 

伊勢神宮では、季節にもよりますがおよそ10日に一回取り替えられます。
その時は全体で100本の榊が替えられるそうです。

年間では、大小とりまぜ総計20、000本使われるそうです。
これらの榊は、伊勢神宮が管理する山に自生しているものと、専用の畑に植えられているものが使われます。

榊

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

次回も、日曜日にもう少し伊勢神宮についてお話ししたいと思います。

参考:
伊勢神宮          http://www.isejingu.or.jp
伊勢神宮 式年遷宮公式サイト http://www.sengu.info/index.html

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