薬師神社の西国三十三所観音 第三番 粉河寺 千手千眼観世音菩薩

薬師神社(秋田県大仙市蛭川)参道には、西国三十三所観音の石像が並んでいます。

「 第三番 粉河寺 千手千眼観世音菩薩」 を、今回はご紹介させていただきます。

 

第三番 千手千眼観世音菩薩#1

 第三番 粉河寺 千手千眼観世音菩薩

施主: 台座には「加登屋理助・内」と彫られていますが、建立年は不詳です

加登屋理助・内とは、旧大曲市内の商家の夫人です

第三番 千手千眼観世音菩薩#2

《 このような場所に並んでいます 写真中央が千手千眼観音像 》

正式名称:風猛山(ふうもうざん)粉河寺(こかわでら)

開 基:大伴孔子古(おおとも の くじこ) 創建は宝亀元年(770)

御本尊:「千手千眼観世音菩薩」

宗 派:粉河観音宗

住 所:和歌山県紀の川市粉河

御詠歌

父母の 恵みも深き 粉河寺 仏の誓ひ たのもしの身や

 

 第三番 千手千眼観世音菩薩#3

 

『粉河寺縁起』によると、宝亀元年(770) 大伴孔子古が千手千眼観世音菩薩を本尊として庵を建てたのが始まりとされます。

その『粉河寺縁起』は、長さ20mにも達する平安末期の絵巻物で、国宝です。

鎌倉時代には4km四方を超える広大な境内に、七堂伽藍、550坊が立ち並び、寺領も四万石余りと隆盛を誇ったが、天正十三年(1585)の豊臣秀吉による根来(ねごろ)攻めによりほとんどを焼失しました。

その後、紀州徳川家の援助を受けて江戸時代中期から後期に再建されたものが現在の諸堂ですが、重要文化財も多いです。

第三番 千手千眼観世音菩薩#4

 

河内国の長者が、一人娘の病気平癒のお礼にここを訪れたが探しあぐねて、小川のほとりでひと休みした際、川の水が米のとぎ汁のように白いのに気づき、その川を辿って行くと庵があって千手観音が安置してあり、病気を治してくれたのは千手観音の化身であったということから、「粉河」という寺の名称になったと縁起に書かれています。

 

*秋田県大仙市蛭川に鎮座する「薬師神社」については、下記のサイトを参照ください。 http://www.izu.or.jp/yakushijinja.html

 

参考:

粉河寺 http://www.kokawadera.org

西国三十三所巡礼の旅 http://www.saikoku33.gr.jp/03/index.htm

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