厄年と役年について 《やさしい神道シリーズ》

オリンピックで、バレーボール金メダルを3回取っています。

2020年のオリンピックが東京で開催と決まりましたが
前回の東京オリンピックで金メダルを何個取ったか、ご存知でしょうか。

16個の金メダルを取ったのですが、その中に女子のバレーボールがあります。
バレーボールとしては最初の金メダルでした。

初詣

監督は42歳

1964年東京の女子、
1972年ミュンヘンの男子、
1976年モントリオールの女子の3回、
日本バレーボール・チームがオリンピックで金メダルを取っています。

”東洋の魔女”と言われた1964年、チームを率いたのは大松博文さん。
1972年の監督は、松平康隆さん。
1976年の監督は、山田重雄さん。

この3人には、ある共通点があります。

一つは、世界一と言われる名セッターがチームにいたことで、
河西昌枝、猫田勝敏、松田紀子 の3人です。

もう一つ、金メダルを取った年、3人の監督ともに年齢が40代だったということです。

大松さんは、41歳の時に世界選手権で金メダル、43歳の時にオリンピックで金メダル
山田さんは、43歳の時に世界選手権で金メダル、45歳の時にオリンピックで金メダル
松平さんは、42歳の時にオリンピックで金メダルを取っています。

そして、松平康隆さんは「厄年というのは最高の年だと、私は思っています。」と書かれています。

招き猫

 《 金運招き猫 》

 

役 年

 

例えば、42歳の年に神輿(みこし)かつぎをする事例がみられます。

お神輿(みこし)

 

この年齢の頃が、地域協同体の中のひとつの境目で、”若者”から中堅としての”壮年”となる、そこを通過する際に神事の役を務めるものとしてきたものです。

現代の青年会議所や商工会議所の青年部などで、40歳ないしその直後を卒業の年齢としていることはその名残りと思われます。

 

頭屋

 

また、61歳になるとお祭りの「頭屋(とうや)を務めるという習いがある事例もあります。

古くは60ないし61歳を越えると老齢とみる観念が強く、その段階に入る際に神役を担うということです。

一定の年齢は、地域協同体にとって重要な、神性な任務を担う特別な時であったからこそ、その役目を果たすべく、病気や事故にあわないよう慎重な行いが求められました。

一年間無事に務めを果たすためその年はもちろんのこと、前の年から病気やけがなどせず当年を迎えられるよう気を配り、翌年は後見人として次の人を支える役目を果たす必要から、「前厄」「後厄」としてやはり戒慎が求められました。

 

このようなことから、「厄年」は神様に仕える神役の「役年」ともいわれます。

 

*頭屋とは
神事行事を主宰したり、神社のお祭りに神職を援け働く人、もしくはその家のことをいいます。

*参考文献
『民俗学事典』 柳田国男 監修 東京堂書店

 

秋田県では、旧暦の1月にあたる2月に厄祓いをする地域が多く見受けられます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

伊豆山神社 「厄祓い」

http://www.izu.or.jp/yakubarai.html

伊豆山の四季
http://izusanfours.blogspot.jp

 

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