奈良、京都の神社を訪ねて その6 貴船神社の2

 

 

水の神さまとして知られる京都の貴船神社、鴨川上流の貴船川沿いに奥宮、結社、本宮の三座ありますが、今回はそのうち結社について紹介させていただきます。

 


 

貴 船 神 社 (きふね じんじゃ)

 

貴船神社 結社 石段

 

 《 結社 上り口 》

 

縦帯貴船神社 結社について

 

本宮から、坂道を5分ほど上がって行くと結社(ゆいのやしろ)が鎮座します。

結社にお祀りする御祭神は、磐長姫命(いわながひめ の みこと)です。

瓊瓊杵尊が、磐長姫命の妹の木花開耶姫と結婚しようとしたとき、姉妹の父の大山祇命は、磐長姫命も共にと考えました。
しかし、瓊瓊杵尊は木花開耶姫とだけ結婚したので、磐長姫命はそれを恥じ、「我長くここにありて世のため人のために良縁を得させん」と、この地に鎮まったといいます。

「結社」と呼ばれる由縁は、この伝承に基づくもので、平安時代すでに貴族から庶民に至るまで縁結びの神さまとして広く知られ、お参りの人が多かったそうです。

「縁」は、男女のあいだのことだけでなく、人と人、子授け、企業間など諸々のことを意味し、願かけのために訪れる人が多いそうです。

 

 

 貴船神社 結社《 結 社 社 殿 》

 こちらでも、連休中のためか、10人ほど参拝を待つ人がいました。
後ろの木は、桂(かつら)です。

 

貴船神社 結社#2社殿を左側から撮った1枚です。

 

 

貴船神社 結社 天の磐船 《 天の磐船(あめのいわふね) 》

この船の形をした石は、貴船の山の奥から出土したものだそうで、平成八年に奉納され、結社の社殿横に置かれています。

船は、人と人、文化と文化の交流ないし結ぶということから、また貴船神社の「船形石」伝説にみられる神さまの乗り物というようなことから、当神社との関わりを考慮し、ここ結社の境内に納めたそうです。

 

 

貴船神社 結社 和泉式部歌碑 《 和泉式部の歌碑 》

平安時代の女流歌人、和泉式部が夫の心変わりを思い悩み、参詣して和歌を捧げて祈ったところ、心願成就し夫婦円満になったことにちなみ、ここに石碑が建てられています。

「 もの思へば 澤の蛍も わが身より あくがれいづる 魂かとぞ見る 」

 

 

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

次回は、京都の貴船神社の奥社(おくしゃ)を訪ねます。

 

(平成26年11月24日 参拝)

*参考

貴船神社 京都市左京区鞍馬貴船町180

http://kifunejinja.jp/index.html

 

 

*注記

神社名、ご祭神名などは、当神社さんの表記を優先させていただいています。

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