奈良、京都の神社を訪ねて その8 賀茂御祖神社(下鴨神社)

 

 

 

若葉も眩い5月の京都では、「賀茂祭」が斎行されます。

「葵祭」とも呼ばれるこの祭りは、斎王代を中心とする女人列や牛車など、行装を整えた一行が京都御所を出立し、まず賀茂御祖(下鴨)神社に立ち寄り、そのあと賀茂別雷(上賀茂)神社に向かいます

今回は、その賀茂御祖(下鴨)神社について紹介させていただきます。

 


 

賀 茂 御 祖 神 社 (かも みおや じんじゃ)

 (通称 下鴨神社)

 

下鴨神社 神域入口

 《 賀茂御祖神社 神域入口  》

京阪電車を出町柳駅で降り、高野川に架かる橋を渡り10分ほど、公園の道を行くと、糺ノ森(ただすのもり)になります。

糺ノ森は、弥生時代の住居跡や土器も見つかっている、京都市内にあって古代から続く森です。

参拝の時は、秋の連休中ということもあり、紅葉のもと参拝の人が多かったです。

下鴨神社 糺ノ森

《 糺ノ森 の 秋》

表参道をしばらく歩むと、手水舍があって南口鳥居が立ち、その先に楼門があります。

 

 

下鴨神社 神門

《 楼 門 》

朱塗りの楼門に夕陽があたり、眩かったです。

 


 

縦帯賀茂御祖神社について

 

崇神天皇の七年(紀元前90)に神社の瑞垣の修造がおこなわれたという記録があり、それ以前から祀られていたことが推測されます。

糺の森周辺の発掘調査で弥生時代の住居跡や土器がたくさん発掘され、それを裏付けています。

下鴨神社と呼ばれることが多いですが、正式名称は「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」です。

ご祭神は、賀茂建角身命(かも たけつぬみ の みこと)と玉依媛命(たまよりひめ の みこと)です。

五穀豊穣、厄除、縁結、安産、子育、交通安全にご利益ありとされます。

式内社であり、神仏霊場会 第百一番霊場でもあります。

ユネスコの『世界文化遺産』
ユネスコの世界遺産に古都京都の文化財のひとつとして登録されています。

東本殿、西本殿は、国宝に指定されています。
そして、国指定の重要文化財も数多いです

 

下鴨神社 拝殿

 《 拝所から本殿を望む 》

 

 

下鴨神社 午年守護神

 《 言 社 午歳守護社 》

中門を入ったところに、言社が鎮座します。

言社は、七つのお社に干支(十二支)を護る神さまが祀られています。
自分の干支のお社に、お参りされるとよろしいそうです。

 

下鴨神社 寅、戌、辰、申年守護社

 《 言 社 寅、戌、辰、申歳守護社 》

こちらは、寅、戌、辰、申歳を守護するお社です。

 

下鴨神社 おやすみ処

《 おやすみ処 あけはし休憩所 》

南口鳥居の手前に、休憩所があります。

数年前に、宮司さんと和菓子職人さんが共同で140年ぶりに復活させた『申餅』。
”はねず色”で、ふっくら柔らかな中に小豆が入った餅が特色です。

また、丹波の黒豆を使ったお茶があり、お茶として飲んだあと、豆を取り出し塩をつけて食べると絶品です。

 

下鴨神社 申餅と豆茶

《 申餅と黒豆豆茶のセット 》

写真の左下が、申餅です。
明け方の一瞬、空が薄あかね色に染まるありさまを意味する”はねず色”で、ふっくら柔らかな中に小豆が入った餅です。

右下の容器に入っているのが、丹波の黒豆を使ったお茶で、お茶として飲んだあと、豆を取り出して、左上の小皿にのせた塩をちょっとつけていただくと絶品です。

 

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

次回も、同じく京都の賀茂御祖神社(下鴨神社)を紹介させていただきます。

 

(平成26年11月24日 参拝)

*参考

賀茂御祖神社 京都市左京区下鴨泉川町59

http://www.shimogamo-jinja.or.jp/index.html

交通アクセス
電車、バス
東海道新幹線 京都駅下車
京都市営バス 30分「下鴨神社前」下車
京阪電鉄 「出町柳」駅下車 徒歩10分

 

*注記

神社名、ご祭神名などは、当神社さんの表記を優先させていただいています。


 

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